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学びを育てるサイエンス(テキスト版)

学びを育てるサイエンス 

見て、触れて、感じて

科学の不思議をいろいろな角度から体験できる一日

 

(案内人 浪曲師・春野恵子)「ここには、わくわくするような科学がいっぱい詰まっています。今回は科学を楽しみながら学ぶ力を育てるための取り組みを紹介します。」

 

(春野)「今日はこちらの堺市教育文化センター「ソフィア・堺」で、科学のさまざまな体験ができるそうです。早速どんなことをしているのか見に行ってみましょう。」

 

この日 行われたのは「堺で科学 サかイエンス」。サイエンスを楽しみながら、学ぶ文化を堺のまちに広めたいという願いを込めて、「堺」と「サイエンス」を合わせた「サかイエンス」と名付けられました。今年で10回目を迎えたこのイベントは、子どもたちが科学の面白さや科学技術と日常の関わりを参加体験型の学習をとおして楽しく学ぶことができます。

 

(春野)「今日はここに来てどうでしたか。」

 

(参加児童)「楽しかった。」

 

(春野)「何したの。」

 

(参加児童)「ダンゴ虫の行動観察。」

 

(春野)「ダンゴ虫の行動観察。」

 

(春野)「初めて来たんですか。」

 

(参加者)「初めて来ました。」

 

(春野)「どうですか。」

 

(参加者)「いろいろできて楽しかったね。」

 

(春野)「今日はまだこれやりたいと思うものはありますか。」

 

(参加児童)「ブーブー笛と風船笛です。」

 

(春野)「何が一番楽しかったですか。」

 

(参加児童)「「光のヒミツ」が一番楽しかったです。」

 

(春野)「どういうところが楽しかったですか。」

 

(参加児童)「知らないことがいっぱいあって面白かったです。」

 

 

(春野)「こちらの部屋では発表会をしているようですね。ちょっとのぞいてみましょう。」

 

(発表者)「仮説は、強い酸性雨ほど種が育ちにくいと考えました。その訳は、植物も生き物なので、同じ結果になるのではないかと思ったからです。」

 

理科が好きな小学6年生から中学2年生までの子どもが集まった「堺サイエンスクラブ」による活動報告です。自分たちが興味のあるテーマで研究したことを、ポスターを作って発表します。堺サイエンスクラブは、理科を楽しく学びながら観察実験の技能を高め、科学的に考える力を養うことを目的に活動しています。大阪府立大学が実施する「未来の博士育成ラボ」とも連携し、大学での講演会に参加したり大学生や教授に研究発表したりしています。

 

(見学者)「子どもたちの発表を聞いて、すごく深いところまで考えているなと思い、そういう考えるきっかけを与えてもらえること、これからの人生にすごく役立つのだろうと思い、ちょっと羨ましくなりました。」

 

(見学者)「今日の発表を見ていたら教科書にとらわれずに、自分たちで実験して最後のまとめまでできているのを見て、この年でここまでできているのは、すごいことだと思いました。」

 

(春野)「どんなきっかけで、このクラブに参加されたのですか。」

 

(発表者)「小学生の頃から理科がとても好きで、いろいろな研究をしたいと思っていたので、堺サイエンスクラブに入りました。」

 

(春野)「このクラブ活動を通じて、自分が変わったなと思うことはありますか。」

 

(発表者)「生徒会に入っているのですが、会議などで意見が出せなかったんです。でも堺サイエンスクラブをとおして実験をしていると、意見をまとめられるようになり、生徒会でも意見が出せるようになりました。」

 

(春野)「どんなきっかけで、このクラブに参加されたのですか。」

 

(発表者)「元々 理科が好きで、広報さかいで1年間をとおして理科が学べる

堺サイエンスクラブがあると知って、ぜひ参加してみたいと思い入りました。」

 

(春野)「この堺サイエンスクラブに入って、自分が変わったなと思うことはありますか。」

 

(発表者)「ますます理科に興味を持ったということと、一番大きいのは、なぜこのような結果になったのかという理由を考えることが習慣になり、日常でも物事の根拠を考えることが多くなりました。」

 

 

幼稚園、小・中学校の先生が科学実験や科学おもちゃづくりを行うサかイエンスラボ。来場者が自由に参加できる楽しいイベントです。

こちらは市立堺高校サイエンス創造科の先生や生徒の皆さんによる金属と電気の科学体験です。

 

(サイエンス創造科)「電流といいます。この電流が電球の中を流れるとこのように電気が光ります。」

 

市立堺高校サイエンス創造科は、将来、自然科学分野の幅広い領域で活躍できる創造力豊かな人材を育てることをめざしています。また大阪府立大学との連携プログラム「キャリアサイエンスセミナー」を実施。大学教授による講義や大学生との交流などを行い、最先端の高度な科学知識にふれることで、将来の進路について考える機会を設けています。

 

(春野)「ここではミニソーラーカーの乗車体験ができるということでやって来ました。太陽光を動力として走る環境に優しい車です。」

 

このミニソーラーカーを作ったのは、市立堺高校科学部の皆さん。鈴鹿のソーラーカーレースでは、チャレンジクラスで何度も優勝しています。普段は省エネルギーカーの研究・製作をとおして科学のいろいろな分野に興味を持ち、ものづくりへの理解を深めることを目標に活動しています。

 

(春野)「早速、市立堺高校科学部ご自慢のミニソーラーカーに乗車させてもらいます。では行ってまいります。」

 

(春野)「すごいすごい。曲がりますよ。行け。」

 

小さな車体ながら力強く走るミニソーラーカー。

 

(春野)「太陽光で走るんですね。」

 

(春野)「科学部ではどんな活動をしているんですか。」

 

(科学部)「普段は一人乗り用の電気自動車を、皆で作成しています。印象に残ることは、地元の小学校でのソーラーカーの太陽電池の授業です。そのときにも、このミニソーラーカーの試乗をしています。」

 

 

サかイエンスでは地元企業や大学も、それぞれの特徴を生かした科学体験コーナーを出展しました。こうした地元企業や大学の出展は、年に一度開催する「堺科学教育フェスタ」でも行われています。企業や大学の専門家が、展示やワークショップなどを実施。堺の産業を支える優れた技術や成果を学ぶことで、子どもたちが科学への興味・関心を高め、堺のまちへの誇りと愛着を高めることをめざしています。

 

 

こちらは「理科観察実験アシスタント」による体験コーナーです。普段は小学校の理科授業で、安全で楽しく分かりやすい観察実験を行うために、教員へのアドバイスや補助などを行っています。

 

(春野)「なぜ理科観察実験アシスタントになられたのですか。」

 

(理科観察実験アシスタント)「私自身がずっと教師をやっていまして、退職した後、子どもたちに安全な実験をさせてあげられる手助けができればと思い、アシスタントになりました。」

 

(春野)「子どもたちに学んでほしいことはありますか。」

 

(理科観察実験アシスタント)「自分で考え自ら探究する心を養う。そして科学的な面白さや不思議さを追究していく心を養っていきたいので、少しでもその援助になればと思いやっています。」

 

(春野)「サかイエンスだけでなく、ソフィア・堺には、科学に身近に親しめる施設や講座などがあります。」

 

 

こちらは、平成24年にリニューアルしたプラネタリウム「堺星空館」。子どもから大人まで、気軽に楽しく宇宙の神秘にふれることができます。スクリーンには最新のデジタル映像システムを導入。直径18mの巨大スクリーンに映し出される宇宙の映像は、息を飲むほどの迫力で、観客を魅了してくれます。

 

(春野)「大迫力の映像で、子どもたちと一緒に宇宙に旅に出ているようでした。」

 

 

また屋上にある天文台では、府内最大級の口径60cmの反射望遠鏡を使った「天体観察会」を週に1回開催。ボランティアの解説を聞きながら、月や惑星、星団などを観察します。

 

 

更に年間をとおして実施しているのが「市民科学講座」。小・中学生とその保護者を対象に、科学に親しむことを目的に、実験や工場見学などさまざまな講座を行っています。

 

 

その他、昭和24年から毎年開催している理科展では、小・中学校、高校、支援学校の児童生徒の研究交流の場として、研究成果の発表や製作物の展示を行っています。

 

 

(竹山市長)「堺では市民団体、産業界、教育界、それぞれの先人たちが科学の重要性を認識し、子どもたちの科学教育に力を入れてきた歴史があります。その伝統を受け継ぎ、子どもたちがまず科学に興味を持ち、自ら学ぶ力を伸ばすような取り組みを進めています。この「ものづくりのまち・堺」から世界へ羽ばたいてほしいですね。今回ご紹介した取り組みも、市民の皆さんや地元の企業・大学など多様な地域主体のご協力があって充実したものになっています。また、科学教育をはじめとする教育環境の整備には、市民の皆さんからの寄附による「堺市子ども教育ゆめ基金」を活用しています。これからも地域全体で子どもたちを支え、見守っていきたいと思います。」

 

 

(春野)「今回は「堺で科学サかイエンス」に参加して、子どもたちの笑顔や何かに夢中になっている表情がとても印象に残りました。子どもたちがますます科学を好きになって学ぶ力を伸ばし、将来の生きる力につなげていってほしいと思います。」